年度末を迎え世の中はにわかに慌しくなって来ているが、卒業シーズンでもある今、卒業証書をもらえない生徒が続出しているという。
原因は授業料の滞納だ。授業料を払っていない生徒の卒業証書を回収し、納付が済めば返却するというものだが、こうした高校側の強行策には賛否両論が出ている。学校側は「義務は果たさなければならないということを教えたかった」としているが、生徒の心情を考えると行過ぎた対応であるという非難の声もある。
現代画報(現代画報社)にも「モンスターペアレント」が学校教育に対し悪影響を及ぼしているという記事があったが、親のあり方が問題になっている今、学校側がこうした策をとらざるを得なくなってしまったという現実は、「モンスターペアレント」と呼ばれている非常識的な親が作り出してしまっているのではないか。
まず親は卒業証書を手に出来ない子供の気持ちになってよく考えて欲しい。子供のためと思って自分の都合を押し付け、逆に子供を傷付けてはいないか。また、子供たちを預かる先生たちを傷つけてはいないか。今一度考えるときに来ている。
